自転車フォトグラファー高木秀彰さん亡くなる
9月の大きな台風が過ぎ去り、夕方に見事な夕日が見えた。
富士山。
見事なグラデーション。
空気が澄みわたり、寒気が漂いはじめるとお馴染みになるこの季節のこの景色が僕は好きだ。
確か高木さんと初めてお会いした時もこの時期だったように思う。
群馬CSCの実業団の大会だ。
もう7年前だ。
10月のはじめ、高木さんはあっという間に帰らぬ人となってしまった。
@ツールドとちぎ 撮影:藤巻信吾
モトの技術を信頼していただき、毎回スチールモトの依頼を頂いた。
国内最大規模の自転車レースのツアー・オブ・ジャパン、全日本自転車ロードレース選手権大会、ジャパンカップ、そういった大きな大会に、2、3回しかお会いして乗せたことはないのに、バイクライダーとしてお声掛け頂いてカメラバイクとして参加することができた。
今自分があるのは高木さんのお陰。
ありがとうございました。
今シーズンも間もなく終わる。
自転車ロードレースシーズンが始まる前にやっているバイクの準備(主にメディアバイク向け)
自転車ロードレースシーズンを前にモトにいくつかの”ギア”を取り付けている。
まずはドイツ、ツラーテック社のZEGAケース用のステンレスパニアフレーム。
ここにはZEGAのアルミケースではなくソフトバッグを装着予定。
先に発表になった UCI(国際自転車連盟)のロードレースのコンボイルール(随行車両ルール)には、ハードケースの装着は望ましくないとハッキリ明記された。
選手を守るという観点で欧州のバイクは以前からソフトバッグや革製バッグを装着(もしくはバッグ自体を使用しない)していたのが目に付いたが、今回のルールが発表されたことで、広く多くの関係者にも知ってもらういい機会かと思う。
そして、ようやく手に入れたのがこちら。↓
イタリアFIAMM社製のホーン。こちらはオフレコとしてコソッとバイクについています。
Ridesafe👍
中井直道さんのライディングスクール@栃木那須(2019 0613加筆)
先日、バイクのライディングスクールに行ってきました!
バイクには25年以上乗ってきましたが、お金を払って人から教えてもらうのは恥ずかしながらこれが初めてでしたので、楽しみやら、不安やら、で行ってまいりました。
以前、警視庁が開催しているライディング教室には参加したことがあるのですが、個人的に、あの独特な体育会系と言いますか、教官と生徒のような空気に馴染めず、うやむやで終わってしまった経緯があります。
あれってなんですかね? でも、ハマる人はハマるんですよね。
仕事上、毎日オートバイに乗っていますが、だからといって上達している、と思うけれど、実はそうでもないんですよね。
知識を自分の外側から入れないとやっぱりダメだなー、と今回スクールに行ってホントに認識しました。
行ったのはこちらです。↓
http://nasumsl.redbaron.co.jp/school/riding.html
"那須MSLライディングスクール"といって講師は中井直道さんという方です。
中井さんは、大きく二つが大事と言ってました。
・曲がる方向をきちんと見る
・下半身でマシンをホールドする
これってバイクに乗る時に超〜基本的な事だけれど以外にできてないんですよね。
午前中は赤いパイロンを使っての基礎練習。
午後からはサーキットをほぼほぼ本格的に走行。しかもなかなかいいペースで。70〜80kmぐらい。段階をおって走っているのでそうは思わないけれど、意外に速いペースで少々ドキドキでした。ドッキドキ。
"サーキットでのオートバイの動作はツーリングでも充分活用できる"、
とは中井さんのお話でした。
侵入を開始するクリッピングポイント、コーナーの頂点を指すエイペックスポイントなどを教わりました。
あとは毎日実践する。考えて乗る。意識して乗る。
普段乗る時ってただただボーッと乗りがちだけれど、いかんいかん、と。
実りある楽しい1日でしたね。
雰囲気が警視庁のライディング教室とまるで違いました。
勇気を持っておじさんが行ってよかったー。
こちらのスクールは全国にお店があるバイクショップのレッドバロンが主催していて、年間に8回開催しています。
場所は栃木県の那須です。
料金は1万円。
レッドバロンでバイクを買われた方は割引あって、9千円。
お申し込みもレッドバロンが全てやってくれるのでとても便利ですよ。
中井直道さん曰く、
毎回スクールの内容は全く同じなのだそうです。
基本的なことをやる。公道に出たらやはり自己流に戻ってしまう。でもまた来てもらって同じことをやっているから思い出してもらう。で、また公道で試す。その繰り返しなんです。
と言っていました。
この考え方はとても共感できますね。
人間て忘れちゃうんですよね、簡単に。
ぜひ行ってみてください。このスクールはとってもオススメ。てか、こんなに良かったのは奇跡に近い。かな。
中井さんは元バイクレーサーですが、話し方は優しくて、とてもいい先生です。
ご一緒にアシスタントの女性の方がいらしゃいましたが、この方がとても優しくて丁寧に教えてくださり、また行きたいなーと思いました。
少しドキドキするぐらい可愛かったなー。
あ、既婚おじさん、それはまずい(笑)。
参加者は、20名ぐらい。男女比は9:1。バイクは様々でスーパースポーツからネイキッド、アドベンチャーバイクまで様々でした。排気量も250ccから大型の方までおられましたー。
なんとここではバイクをレンタルしても参加出来るようですよ。
ぜひお近くのレッドバロンで聞いてみることをおすすめします。
以上、
ライディングスクールはいいですよーって記事でした。
リアブレーキをより使って安全にバイクに乗る為の知識
職業ライダーとして毎日バイクに乗っていますが(最近はそうでもないんですが)、なかなか実践的なアドバイス(=基礎的なテクニック)というのは巷には少ないなあと感じてます。
白バイのスキルが一番、と言う人もいれば、雑誌のライテク講座に傾倒してしまう人、ライディングスクールに通ってサーキット走行が一番だと思っている人、そういうのは街乗りで覚えるもんだ!とまとめてしまう人、などなど。
「テストライダーという仕事」というブログを書いていらっしゃるPitts_driverさんなのですが、
実践的に公道で毎日使えるリアブレーキの使用方法をわかりやすく解説していましたので紹介します。
こちら↓
ぜひ!全文を読んで欲しいのですが、要点だけ抜粋します。
- フルブレーキのかけ方はフロント10割リア10割
- リアブレーキを一瞬先にフロントブレーキよりもかける ピッチモーションを抑えることが出来て最大限にリアブレーキを使える→楽に止まれる
- 二人乗り(タンデム)をしている時こそリアブレーキを先にかける 効果が出やすい
- Uターンする時はリアブブレーキをなめるようにかける Uターンが苦手な人はリアブレーキを上手く使おう
- コーナーリング中に少しスピードを落としたい時はフロントブレーキを使わずにリアブレーキを使えば大きく姿勢を崩すことなく減速できる
ぜひこれは目からウロコで、直ぐに結果が出ますのでやってみて下さい。
では!
Ridesafe👍
パトリスジュリアンさんとの再会
この記事が当ブログのNO.1記事になっていてとても嬉しいです。
皆様ありがとうございます。
この記事の追加的な感じで書いた記事はこちらです。
併せてご覧になってみてください。
↓
では本題へどうぞ〜。
↓↓↓
パトリスジュリアンさんとパートナーのユリさんが我が家にやってきました!
僕の妻が以前働いていたレストランのオーナーがパトリスさん、というつながりでお付き合いをさせていただいています。
パトリスさんは知る人ぞ知る元祖シマシマシャツの人。
と言っても、
それを知っている人は今どれぐらいいるのかな?
"生活はアート"という著書で知っている方も多いかもしれませんね。
東京、横浜でカフェ、レストランを経営していて、その中でも東京の白金台のCFA(サントルフランセデザール)は、とびきり凄い場所でした。
凄すぎてどう表現してよいのか分からないぐらい、彼の世界観がグッと凝縮していた場所でした(いまはもうなくなっています)。
彼はこの場所のことこう言っていました。
これは宇宙なんだ、
と。
東京の中でぽっかり浮かんだ島なんだ、
と。
その後、僕らはダンズ・テーブルという場所を開くことになるのですが、彼から学びを得たことは大きいですね。
パトリスさんを呼んでワークショップも何度か開催しました。
パトリスさんの料理を、世界観を味わいつくした妻の手料理はほんとうに美味いんです。
僕は結婚してからずいぶんと美味いものを食べさせてもらってると思っています。
それも、ずいぶんとスパイス(香辛料という意味ではなくて)の効いたパトリス料理を。
パトリスさんのことを書き出すと思いつくエピソードがいろいろあって話が脱線してしまいます。それはまたの機会に書いてみようと思います。
とにかく僕は彼の世界観と人柄と料理が好きです。
実は今回は僕達の撮影取材もあって、
2015年1月号の”男のクロワッサン”に掲載されます!
なんと光栄なこと!
皆様ぜひお手に取ってみてくださいね!
パトリスさんを囲んで私と妻
今回の撮影取材の様子 パトリスさんのブログから:
私がパトリスさんのことを書いたブログサービスでの記事:
2008年の記事ですが、当時のことが思い出されます
パトリスジュリアンwebsite:
Patrice Julien Official Site | フランス人ライフスタイルデザイナー パトリス・ジュリアン オフィシャル・ホームページ
これぞ!パトリスさんの著書:生活はアート
Amazon.co.jp: 生活はアート (幻冬舎文庫): パトリス ジュリアン, Patrice Julien: 本