メディアバイク運用の為のカスタム [タンデムステップ編]
バイクのタンデムステップを純正タイプから幅広のタイプに取り替えました。
なぜ、幅広にしたのかといえば、自転車レース中にカメラマンさんが立って撮影をするためです。
自転車レースの本場欧州ではこのカスタムはもはやデフォルト中のデフォルトで、これをしないとカメラバイクとしては成立しないほど。
こちらはツール・ド・フランスにならんで有名な自転車レースのひとつ、ジロ・デ・イタリアのTVモトです。イタリア国営放送のRAI。お馴染みのBMWのK100LTです。比較的大きなステップをつけています。
こちらは、ツアーオブカリフォルニアのTVモト。TVmotos Internationalという撮影会社がアメリカ大手TV局のNBCの仕事をしています。
モトはBMWのR1200GSを使用してます。
幅広にするにあたり、
実はワンオフ(特注)で制作してもらおうかとも考えてバイクのカスタムを行っている国内のショップ数箇所に見積を取りました。
そのお値段ジュウマンエン!!
はい、ビックリです。
もちろんメリットもあるのでしょうが、それは高すぎるということで、実はそれから数年国内外のステップを探していました。
自分でもこの執念はすごいと言わざるを得ませんが、そして最後にたどり着いたのがこちらの製品でした。
H a.c.products
↓
http://www.saku-corp.jp/hac/footboards.html
ということで、早速、交換。
サクコーポレーションの谷口さんという方に尽力頂きました。メールのやり取り20回以上、この製品の本社オランダまで連絡頂いて採寸測ってもらって、本当にありがとうございました。
こちら
↓
ボール固定式と呼ばれるタイプがこのXT1200zに適合。
既製品のように見えるこのステップですが、実はフロント用アダプターにリア用ボードを組合わせた特注カスタム品です。
車種によって受けの部分が違いますので、このカスタムが全てのバイクに適合するかどうかはわかりません。
ぜひ、お問い合わせしていただくことをオススメします。
ちなみに、今回かかった費用は25000円ほどです。
※注意 実はおもてむきこのような製品がオークションなどで売られていますが、強度が全く足りないといわざるをえないものが多数あります。裏を見ると補強無しで、ステンレスの板1枚とかいう状態。さすがにこれは危険ですのでご注意ください。
これでフォトグラファーやビデオグラファーに心置き無く立って撮影してもらえます!
お仕事のご連絡お待ちしております!